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バルサ、テロ犠牲者への追悼ユニフォームを着用へ。背ネームに「我々はバルセロナ」

 バルセロナは現地時間17日にバルセロナ中心部繁華街で起こったテロ事件の犠牲者へ追悼の意を表し、特別仕様のユニフォームを着用するようだ。19日、英メディア『フォー・フォー・ツー』が報じている。

 今回のテロ事件はスペイン、バルセロナの中心部でワゴン車が人混みに突っ込んだことで、負傷者100人以上、死者13人の犠牲者を出す結果となった。これは2004年に190人以上が死亡したマドリードの列車爆破テロに並び、同国で最悪の犠牲者を出す結果となってしまった。また、過激派組織「イスラム国」が今回の事件の犯行声明を出している。

 バルセロナは事件の犠牲者に追悼の意を表し、本来は選手の名前が表記される部分に「我々はバルセロナだ」というメッセージをプリントする。21日に行われる、レアル・ベティス戦でこのユニフォームと黒い腕章をつけて試合に挑むようだ。バルセロナ監督のエルネスト・バルベルデ氏は事件の被害者たちに向け「困難な時期を過ごしている被害者の方々とその家族に団結を示したいです。できる限りの助けとなるためにここにいます」とコメントを残した。