日本代表・海外組 海外日本人選手

鈴木彩艶・上田綺世に関心の過去も?セリエAクラブに日本代表落選MF獲得報道

鈴木彩艶 写真:Getty Images

 キングカズことFW三浦知良(アトレチコ鈴鹿クラブ)の古巣であるセリエA所属ジェノアには、再び日本人選手の獲得に興味を示している可能性が浮上。かつて日本代表FW上田綺世(フェイエノールト)、GK鈴木彩艶(パルマ)への関心が報じられていたが、今度はMF鈴木唯人(ブレンビーIF)をターゲットにしているという。

 イタリアメディア『カルチョライン』は17日に「ジェノアにはかつて三浦という日本人選手が在籍していたが、長い年月を経て、新たな日本人選手が加入するかもしれない。鈴木唯人という名前が、ジェノアのスカウトの注意を引いている」と報道。

 同選手はブレンビーIFとの2027年6月まで残しているが、移籍金について「最低でも700万ユーロ(約11億円)」と伝えた一方、交渉やオファーの有無には触れていない。

 現在の日本代表選手に対するジェノアからの関心が報じられたのは、これが初めてではない。『カルチョライン』は2023年7月、当時ベルギー1部サークル・ブルッヘに所属していた上田への関心を報道も、同選手はフェイエノールトへ完全移籍している。

 また、英メディア『スカイ』イタリア版は2024年6月、当時ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)に所属していた鈴木への関心を伝えたが、1000万ユーロ(約16億9500万円)にのぼる移籍金額が獲得への障害に。マンチェスター・ユナイテッドからの興味も取りざたされるなか、同選手はパルマへ完全移籍した。

 なお、鈴木は2023年8月に清水エスパルスからブレンビーIFへ完全移籍。2023/24シーズンにリーグ戦・プレーオフあわせて26試合の出場で11ゴールと結果を残すと、2024/25シーズンもここまでリーグ戦22試合の出場で9ゴール3アシストをマーク。イギリス国内でリバプール移籍論が飛ぶなど、デンマーク国外クラブからの関心が報じられる一方、2025年3月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選に向けての日本代表メンバーから落選している。