
3月16日に行われたJ1リーグの第6節で、ガンバ大阪はアウェイで横浜F・マリノスに0-2で敗北。試合後、G大阪のダニエル・ポヤトス監督は公式ウェブサイトで「悲しく、痛い敗戦」とコメントしながらも、自チームのプレーにはポジティブな要素が多かったと振り返った。これに対しサポーターは不満を募らせているようだ。
ポヤトス監督は同試合について「全ての局面でマリノスを上回っていた」とし、攻撃の面ではシュート20本を放ちながらも得点には至らなかったことを悔やんだ。横浜FMに2つのチャンスを確実に決められたことが敗因だとした。
また、G大阪のFWデニス・ヒュメットの途中起用については、相手のポゼッションに対応するためDF黒川圭介のサイドをサポートする狙いだったとし、攻撃に関しては中に入って厚みを持たせる意図があったと説明。デビューについては「適応に時間がかかる」としつつ、今後の成長を期待していると述べた。
一方、サポーターからの反応は、圧倒的に決定力の問題に焦点が当たっていた。「内容自体は悪くない」としながらも、「シュート20本打って無得点」「決めるべき時に決められなかった」という声が寄せられた。シュート精度やチャンスをものにできなかったことへの不満が強く、試合内容が良くても結果に結びつかないことへのジレンマが感じられた。
また、交代策についてもサポーターからの不満が集まった。「交代の意図が分からなかった」「バランスが崩れた」といった声があり、特にヒュメットやFW名和田我空のサイド起用には疑問が呈された。「昨年から同じようなことを繰り返している」との批判的な意見もあり、戦術や選手起用に対する信頼が揺らいでいる様子が伺えた。
それでも、「内容は良かった」「見ていて楽しい試合だった」といった前向きな反応もあり、次の試合に向けて「決定力を改善することが課題」との意見が多数寄せられた。サポーターは、攻撃力の向上と選手交代に対する改善を強く求めている。
ポヤトス監督は次週に向けて「良かった点を次に繋げるため、前に進んでいきたい」と前向きに語り、チームとしての課題解決に取り組む意向を示している。
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