ブラジル1部コリンチャンスからクイアバECへレンタル移籍中のFWジョナタン・カフーに、Jリーグ移籍の可能性が浮上。今年9月には明治安田生命J1リーグ・アルビレックス新潟からの関心が報じられている。
新潟移籍の可能性については、ブラジルメディア『iG Esporte』のフェリペ・シウバ記者が今年9月に「新潟とサウジアラビア国内クラブがカフーの獲得調査を行っている」と伝えていた。
すると、ブラジルメディア『グローボ』は今月16日に「クイアバはカフー完全獲得にむけて、来週にも選手サイドとの交渉を開始する。しかし彼のもとにはすでに日本と中東からオファーが届いている。本人はシーズン終了後に決断を下すことを望んでおり、フリーで市場に出る」とリポート。
ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』も、クイアバへのレンタル移籍期間、およびコリンチャンスとの契約期間がいずれも今年12月までと伝えていることから、移籍金ゼロで獲得可能とみられる。
現在32歳のカフーは、右利きのウインガー。2015年7月から4年半にわたりブルガリア1部ルドゴレツ、セルビア1部レッドスター・ベオグラード、現フランス2部ボルドーと欧州複数クラブに在籍。ルドゴレツ在籍時の2016/17シーズンには、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージでプレーしていた。
2020年1月のボルドー退団後は、サウジアラビア1部アル・ハズムを経て同年11月にコリンチャンスへ加入。昨年4月にクイアバへレンタル移籍すると、2022シーズンのブラジル1部リーグで11試合の出場にとどまったが、シーズン終盤のラスト4試合で先発出場。今季はここまでリーグ戦34試合中20試合でスタメン出場。9月以降はしばらく途中出場が続いていたが、直近3試合では再びスタメンに名を連ねている。
なお新潟所属の外国籍選手では、ブラジル人FWグスタボ・ネスカウがリーグ戦でわずか8試合の出場。ブラジルメディア『Superesportes』は両者の契約内容を「1年レンタルであり、40万ドル(約5000万円)の支払いで50%の保有権取得という買い取りオプション付き」と伝えている。
またブラジル人MFダニーロ・ゴメスもリーグ戦で14試合の出場。ブラジルメディア『iG Esporte』は「2年契約締結で合意、1年間の契約期間延長オプション付き」と契約内容を報じていた。
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