サッカー日本代表は23日、FIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ初戦でドイツ代表相手に2-1と勝利。前日にサウジアラビア代表がFWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)擁するアルゼンチン代表相手に金星をあげてサウジアラビアで23日が祝日となったこともあり、岸田文雄総理大臣に対する「祝日設定」を求める声が沸き起こっている。
サウジアラビア代表は22日のアルゼンチン戦で、後半キックオフからわずか8分間で2ゴールを奪い逆転に成功。終盤に入って防戦一方の展開となる中、負傷者を出しながらも時間を稼いで2-1と勝利していた。
これに伴い、サウジアラビアでは23日に国民の祝日が設定。国内の遊戯施設や商業施設で入場料無料になるなど、アルゼンチン戦勝利を祝うキャンペーンが実施されている。
そんな中、日本代表はドイツ戦で前半は苦戦。0-1で後半へ折り返したが、DF冨安健洋(アーセナル)の投入による3バックシステムへの変更や、FW浅野拓磨(VfLボーフム)やMF三笘薫(ブライトン)らを投入した森保一監督の采配が的中。75分に途中出場のMF堂安律(SCフライブルク)が同点ゴールをあげると、83分に浅野拓磨が相手ディフェンダーとの競り合いながらもペナルティエリア右隅で角度のない位置から強烈なシュートを放ちゴールネットを揺らした。
森保ジャパンがW杯優勝候補のドイツ相手に2-1と勝利すると、ツイッターでは「岸田文雄さんは祝日の設定を!」、「明日を祝日にしてほしい!」、「岸田さん、祝日の検討をお願いいたします」といったコメントが殺到している。
また岸田文雄総理大臣は午後11時に「宮中に参内し、新嘗祭神嘉殿の儀に参列いたしました。厳かな空気の中、五穀豊穣に感謝の念を捧げるとともに、皇室の弥栄と国家の安寧をお祈りいたしました」と投稿。するとSNSユーザーから「ワールドカップ観ろよ!」、「日本代表に興味はないのか?」といった批判的なコメントが殺到している。
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