アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地にミラン移籍が噂される中、今夏退団の可能性が高まっているようだ。14日、ドイツメディア『FUSSBALLECK』が報じている。
現在24歳の鎌田大地は昨夏にフランクフルトと2023年6月までの新契約を結んでいる。しかし、2021/22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃したため、クラブ首脳陣は同選手をはじめ数名を放出候補に含めたと伝えられている。また、鎌田大地の移籍先候補にはセビージャやトッテナム・ホットスパーの名前が挙がっていたが、先日にはトルコ代表MFハカン・チャルハノールの後釜候補としてミランへ移籍する可能性があると伝えられていた。
一方、フランクフルトはノルウェー代表FWイェンス・ペッター・ハウゲの獲得にむけて、ミランとのクラブ間交渉を進めている。その中、イタリア国内メディアの報道によると、ミランは鎌田大地の獲得を狙うにあたり、ハウゲを交渉材料に盛り込むことで移籍金2500万ユーロ(約33億円)からの減額を図るかもしれないという。
くわえて、フランクフルトは今月11日にデンマーク1部のブレンビーIFからデンマーク代表MFイェスパー・リンドストロムを完全移籍により獲得したことを発表。『FUSSBALLECK』はリンドストロムが鎌田大地の後釜であることから、同選手が退団に向かっていると主張している。
なお、鎌田大地は明治安田生命J1リーグのサガン鳥栖でプロキャリアをスタートすると、2017年夏にフランクフルトへ完全移籍により加入。当初は出場機会に恵まれなかったが、2018/19シーズンにレンタル先にシント=トロイデンVVでブレイク。フランクフルトへ復帰した2019/20シーズンから主力に定着すると、2020/21シーズンは公式戦30試合に先発出場して5ゴール15アシストをマークしていた。
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