Jリーグ 徳島ヴォルティス

徳島、イタリア人新戦力のバトッキオと契約解除「今も続いている入国制限により…」

クリスティアン・バトッキオ 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの徳島ヴォルティスは15日、元イタリアU21代表MFクリスティアン・バトッキオとの契約解除を公式発表している。

 バトッキオはウディネーゼやワトフォード、イスラエル1部の強豪マッカビ・テルアビブなどに在籍した後、2019年1月にスタッド・ブレストへ加入。しかし、リーグアン(フランス1部)でわずか2試合の出場に終わると、今年2月に徳島ヴォルティスへの完全移籍が公式発表されていた。同選手は今年4月中旬からチームに合流。4月21日に行われたYBCルヴァンカップ・グループステージのヴィッセル神戸戦でデビューを飾ると、その後はJ1リーグ10試合、ルヴァンカップ1試合でピッチに立っていた。

 同選手はシーズン途中で徳島ヴォルティスを離れることについて「皆さま、こんにちは。良い形で皆さまにお別れを伝えられないことを非常に残念に思っています。私を支え、最大限の愛情を注いでくださった全ての方に感謝申し上げます。このようにクラブを去ることを辛く思っています。今も日本で続いている入国制限により、家族や大切な人と一緒に過ごすことができず、苦しい思いでした。それは私にとって心地良い生活ではありませんでした」

 「ファン・サポーターの皆さま、選手・スタッフの皆さま、そしてクラブに関わる全ての皆さまがベストを出せることを願っています。今日から私は徳島ヴォルティスの熱狂的なファンであり、皆さまの全ての目的が達成できるよう心から願っています。本当にありがとうございました!さよならではなく、皆さまにまたお会いできることを願っています」とサポーターにメッセージを送っている。