明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレは20日午後、来季も浮嶋敏監督が指揮を執ることを公式発表した。
浮嶋敏は横浜FCや湘南の下部組織の監督を歴任すると、昨季途中に曺貴裁監督の後任としてトップチームの指揮官に就任。J1リーグを16位で終え、J1参入プレーオフに回ったものの、徳島ヴォルティスとの一発勝負でドローに持ち込みJ1残留を果たす。ただ、今季も7月下旬から1カ月間にわたり公式戦8連敗を喫すると、リーグ戦を勝ち点27の最下位で終えている。
同監督は2021シーズンもチームを率いることについて「2021シーズンも引き続き湘南ベルマーレの監督を務めさせていただくこととなりました。今季の年間18位という結果を重く受け止めています。この経験を糧にして、来季に挑んでいきたいと思います」
「選手の成長がチームの勝利につながることを信じて、チームのスタイルであるボールを奪う、スピーディーでダイナミックな攻撃を進化させ、戦っていきます。サポーター・ファンの方々、スポンサー企業の皆様、来シーズンも変わらぬ応援をよろしくお願いいたします」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語った。
なお、湘南ベルマーレはMF鈴木冬一がスイス・スーパーリーグのローザンヌ・スポルトへの完全移籍、MF齊藤未月がロシア・プレミアリーグのルビン・カザンへ半年間のレンタル移籍により退団することがすでに決まっている。
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