昨シーズンにチャンピオンズリーグ(CL)を制し、マンチェスター・シティと熾烈なプレミアリーグ優勝争いを繰り広げたリバプール。黄金期を迎えていると言ってもいいだろう。
しかし、2010年代から2016年まではリーグ戦で低迷。CL出場権すら掴めなかった時間も長かった。その頃のリバプールには期待されたものの、活躍することができなかった選手も少なくない。
今回は、リバプールでは鳴かず飛ばずだったものの、退団後に輝きを放つ4人の選手をご紹介する。
スソ
リバプール下部組織出身のスソはブレンダン・ロジャース監督の下、リーグ戦14試合に出場。当初は印象的なパフォーマンスを見せていたが、スタメンの座を掴むのに十分なものではなかった。
その状況の中、2015年冬の移籍市場でミランへと完全移籍。翌年にはジェノアへレンタルで移籍すると才能が開花。1年でミランに復帰すると、正確なクロスを武器に攻撃陣の中心選手となっている。昨シーズンは2ケタアシストを記録している。
イアゴ・アスパス
セルタ下部組織出身のアスパスは2008年にトップチームデビューを果たし、頭角を現す。2013年にその実力に目を付けたリバプールが獲得し背番号「9」が与えられた。
ただ、リバプールでは結果を残すことができず、チェルシー戦でCKを直接相手選手であるウィリアンに渡してしまうなど、嫌な形でサポーターの記憶に残る選手となってしまった。
そのアスパスは2015年に古巣セルタへ復帰。復帰後はゴールを量産し、セルタの強力攻撃陣を支えるポイントゲッターになっている。セルタデビュー時よりも、セルタ復帰以降のほうがハイペースで得点を記録している。
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