日本代表・海外組 Jリーグ

海外組・Jリーグ日本人選手ベストイレブン【2026年9月15日~20日】

鈴木唯人 写真:アフロスポーツ

MF鈴木唯人(フライブルク/ブンデスリーガ)

ランニングボレーで今季4点目!得点ランク首位タイに躍進

9月19日:ブンデスリーガ第4節/フランクフルト vs フライブルク/ドイチェ・バンク・パルク(アウェー)/2-2

フライブルクのMF鈴木唯人は、トップ下で先発し、後半3分に左サイドからのクロスに右足ランニングボレーで同点弾を決め、今季4点目を記録。得点ランキング首位タイに並び、フランクフルトMF堂安律との日本人対決でも存在感を発揮した。

現地メディアは「パーフェクトな一撃」と評価し、開幕戦ハットトリック以来の得点を称賛。ネット上でもボレーシュートの技術を絶賛する声が多く見られた。代表選出も決まっており、その好調ぶりを日本代表でどう生かされるのか、森保一監督の起用法にも注目だ。


佐野海舟 写真:アフロスポーツ

MF佐野海舟(マインツ/ブンデスリーガ)

決勝アシストで逆転勝利に貢献した中盤の要

9月19日:ブンデスリーガ第4節/ボルシア・メンヒェングラートバッハ vs マインツ/ボルシア・パルク(アウェー)/3-4

フル出場で敵地での勝ち点3獲得に貢献したマインツのMF佐野海舟。2-2の後半に右サイドから柔らかいクロスで勝ち越し点をアシストし、今季2アシスト目を記録。チームの逆転勝利に大きく貢献した。

ネット上では「ピンポイントクロスが絶妙」との賞賛が目立ち、守備からの切り替えの速さも評価された。個での得点力向上を望む声もあったが、5位に浮上したチームにおいて安定したパフォーマンスを見せていることで、代表でも重要な役割を果たすことが期待される。


瀬川祐輔 写真:アフロスポーツ

MF瀬川祐輔(柏レイソル/J1リーグ)

全て途中出場でリーグ戦7得点!日本人得点王に

9月20日:J1第8節/町田ゼルビア vs 柏レイソル/町田GIONスタジアム(アウェー)/4-2

柏レイソルMF瀬川祐輔は、後半開始に投入され、後半8分に同点弾、後半43分にはチーム4点目を奪い、町田に今季初黒星を付けた。今季7得点は、鹿島アントラーズFWレオ・セアラの10得点に次ぐ2位で、日本人では最多だ。このペースで得点を積み重ねれば、J1リーグでのシーズン途中出場最多得点記録「9」(森山泰行氏/1995年・1996年/当時名古屋グランパス、長谷川健太氏/1999年/当時清水エスパルス、播戸竜二氏/2011年/当時セレッソ大阪)を超えることは間違いないだろう。

一部報道では「嵐を呼ぶ男」と表現し、同点弾については本人が「センタリングのつもりが軌道が狂った」と謙遜したと伝えている。スーパーサブとして8試合連続途中出場が続いており、リーグ戦での先発出場はないが、それでも無敗の町田を崩したインパクトは大きく、リカルド・ロドリゲス監督が「指揮してから最もすばらしい試合の一つ」と評した後半の中心にいた。既に32歳であることで、代表とは縁のないサッカー人生となることが濃厚だが、限られた時間内で点を取る能力はJ屈指の存在だ。


山根陸 写真:アフロスポーツ

MF山根陸(横浜F・マリノス/J1リーグ)

今季初ゴールで復権を印象づけチームを加速させた万能MF

9月19日:J1第8節/横浜F・マリノス vs 水戸ホーリーホック/日産スタジアム(ホーム)/2-0

横浜F・マリノスのMF山根陸は、3試合連続の先発出場で、後半38分にクリアボールを左足ダイレクトボレーで決め、今季初ゴール。ボランチとして守備の安定感と攻撃参加のバランスを取り、チームの2試合ぶり勝利に貢献した。自身のコンディションと共にチームも本調子を取り戻しつつあり、ダブルボランチを組むMF知念慶とのコンビネーションも機能した。

試合後は「自分のプレーを出すことに集中した」とコメント。Xでは「山根の復調がチームを変えた」との反応が多く、批判的な視点では出場機会が限られていた時期の悔しさをバネにした成長を指摘する声もあった。まだ23歳と若く、代表争いに絡む可能性も含め、今後の活躍が期待される。


宇佐美貴史 写真:アフロスポーツ

FW宇佐美貴史(ガンバ大阪/J1リーグ)

さすがの2発!アジアの舞台で完全復活の狼煙

9月15日:AFCチャンピオンズリーグエリート第1節/ガンバ大阪 vs コンアン・ハノイ/市立吹田サッカースタジアム(ホーム)/4-1

韓国Kリーグ・江原FCとのプレリミナリーステージ(プレーオフ)を制してACLE本戦の出場権を得たガンバ大阪。初戦はベトナムで急速に力を付けているコンアン・ハノイ。決して油断ならない相手だ。チームもJ1リーグ7節終了時点で1勝と苦戦する中でこの一戦を迎えた。そんな困難な状況で光るプレーを見せ、チームを勝利へ導いたのは、チームの顔であるFW宇佐美貴史だ。

宇佐美は今季は負傷がちで、この試合まで先発出場は1試合のみだったが、トップ下で先発すると、そのテクニックをいかんなく発揮。前半29分に、本人も「たまたま」と言うほどの見事な左足ミドルで先制点を奪うと、後半22分にはFW山下諒也のラストパスを右足で流し込み、チーム3点目で試合を決定付けた。公式戦5試合ぶりの勝利に導き、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた34歳は「チームの流れを変える意味で大きな勝ち」と振り返り、再起をアピールした。今後もコンディションと相談しながらの起用となりそうだが、出場すれば違いを見せられる選手であることは間違いない。


中村敬斗 写真:アフロスポーツ

FW中村敬斗(オリンピック・リヨン/リーグ・アン)

ELデビュー戦で移籍後初ゴールとMOMの活躍

9月16日:UEFAヨーロッパリーグ リーグフェーズ第1節/アンデルレヒト vs オリンピック・リヨン/ロット・パーク(アウェー)/1-2

移籍期間終了後、国内クラブ限定の特例(通称「ジョーカー」)制度を利用してオリンピック・リヨン移籍が決まり、念願のリーグ・アンに“個人昇格”したFW中村敬斗。9月12日のリーグ・アン第4節パリFC戦で途中出場し、中3日で迎えたヨーロッパリーグで初先発、左ウイングでフル出場した。前半22分、左サイドからカットインして右足を振り抜くと、相手DFに当たってコースが変わりゴール。移籍後初ゴールでチームの白星発進に貢献した。

現地メディア『Maxifoot』は7点を付けマン・オブ・ザ・マッチに選出。「新天地でのデビュー戦を華々しく飾った」「ボールさばきはダイナミックで、チームメイトとの連携も既にスムーズ。技術力の高さを存分に発揮した」と絶賛。フランス最大手の放送局『CANAL+』も「すでに決定的な仕事をする新戦力」と評価。加入2試合目で目に見える結果を残し、新天地での存在感を示した。

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名前:寺島武志

趣味:サッカー観戦(Jリーグ、欧州5大リーグ、欧州CL・EL)、映画鑑賞、ドラマ考察、野球観戦(巨人ファン、高校野球、東京六大学野球)、サッカー観戦を伴う旅行、スポーツバー巡り、競馬
好きなチーム:Jリーグでは清水エスパルス、福島ユナイテッドFC、欧州では「銀河系軍団(ロス・ガラクティコス)」と呼ばれた2000-06頃のレアルマドリード、当時37歳のカルロ・アンチェロッティを新監督に迎え、エンリコ・キエーザ、エルナン・クレスポ、リリアン・テュラム、ジャンフランコ・ゾラ、ファビオ・カンナヴァーロ、ジャンルイジ・ブッフォンらを擁した1996-97のパルマ

新卒で、UFO・宇宙人・ネッシー・カッパが1面を飾る某スポーツ新聞社に入社し、約24年在籍。その間、池袋コミュニティ・カレッジ主催の「後藤健生のサッカーライター養成講座」を受講。独立後は、映画・ドラマのレビューサイトなど、数社で執筆。
1993年のクラブ創設時からの清水エスパルスサポーター。1995年2月、サンプドリアvsユベントスを生観戦し、欧州サッカーにもハマる。以降、毎年渡欧し、訪れたスタジアムは50以上。ワールドカップは1998年フランス大会、2002年日韓大会、2018年ロシア大会、2022年カタール大会を現地観戦。2018年、2022年は日本代表のラウンド16敗退を見届け、未だ日本代表がワールドカップで勝った試合をこの目で見たこと無し。
“サッカーは究極のエンタメ”を信条に、清濁併せ吞む気概も持ちつつ、読者の皆様の関心に応える記事をお届けしていきたいと考えております。

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