
盛り上がりを見せる2026/27シーズンの明治安田J1リーグ。8月7日の開幕初日から多くのゴールが生まれ、ここまで第3節までを消化した国内トップカテゴリーでは、いずれの試合も多くの観客が見守る中で白熱したゲームが繰り広げられている。
今季トップカテゴリーにおいて、ここまで注目を集めているのがMF三井寺眞(横浜F・マリノス)やFW吉田湊海(鹿島アントラーズ)といった若手の選手たちだ。過去、Jリーグでもたびたび見られた10代の選手たちの躍動。しかし、一部を除き多くの若手選手たちは海外経験を持つ日本人選手のJリーグ復帰や外国籍選手の活躍により出場機会を得られず、下積み期間が長くなっていたことがJリーグ全体としての課題でもあった。
そんな若手選手の適正な出場機会を目的に、今季設立されたのがU-21Jリーグだ。J1クラブを中心に11クラブが参加する今季のこの大会。東西リーグラウンドと交流戦ラウンドを経て、最終プレーオフラウンドにて順位を決定するレギュレーションとなっている。
8月22日~23日にかけて行われた開幕戦を見ると、トップチームで出場機会が少ない選手たちを編成に含めるチームや、一方でユース選手を主軸に戦うチームなど、クラブごとに考え方が様々あることが窺えた。ここでは、そんな記念すべきU-21Jリーグ開幕戦で活躍した選手たちをベストイレブン形式で紹介する。

GK・DF
- ウボング・リチャード・マンデー(U-21ヴィッセル神戸)
- 永野修都(U-21FC東京)
- 本間ジャスティン(U-21ヴィッセル神戸)
- 鈴木楓(U-21FC東京)
守備陣は、開幕節でいずれも無失点&複数得点の快勝を収めたU-21ヴィッセル神戸とU-21FC東京より2名ずつを選出する。
U-21東京ヴェルディとの大会オープニングマッチに臨んだFC東京は、開始早々に先制点を得て優位にゲームを進める展開となった。そんなオープニングゴールを挙げたのがDF永野修都だった。2025年のトップチーム昇格以降、ガイナーレ鳥取や藤枝MYFCへの武者修行を経て今夏チームに復帰した20歳は、今大会の初陣でいきなり結果を残した。ゴールのみならず、中盤の収めどころとして機能し、高い足元の技術や展開力で見せ場を作った。
同じくFC東京からはDF鈴木楓も挙げたい。前半からパスコースを遮断するスライディングや質の高いフィードを披露するなど随所に特徴を発揮。90分を通して安定した働きで無失点勝利に大きく貢献した。
ヴィッセル神戸は開幕戦でU-21V・ファーレン長崎と対戦。4-0と大勝で初陣を飾っている。結果の上では差のつくゲームとなったが、決して長崎にチャンスがなかったわけではない。しかし、そんな相手のチャンスに立ちはだかったのがGKウボング・リチャード・マンデーだった。強烈なミドルシュートに対する鋭い反応や、低いクロスに対する飛び出しなど的確な判断で攻撃をシャットアウト。無失点勝利の立役者となった。
同じく守備陣の一角からDF本間ジャスティンを挙げる。積極的な寄せで前を向かせない守備を見せ、攻撃でも右サイドからの低いクロスで2点目のお膳立て役を果たすなど攻守で仕事をした。
コメントランキング