Jリーグ ヴィッセル神戸

ACLE参戦の神戸・広島・町田に影響!マレーシア代表帰化選手の偽造工作で衝撃事実判明

ヴィッセル神戸 写真:Getty Images

 マレーシア代表FWジョアン・フィゲレイドら同国1部ジョホール・ダルル・タクジムFCの3選手は、FIFA(国際サッカー連盟)から1年間の出場停止処分を科され、先日行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の町田ゼルビア戦を欠場。マレーシアへの帰化に関する書類の偽造が報じられているが、FIFAの調査結果で衝撃の事実が明らかになっている。

 FIFAは9月下旬、マレーシアへ帰化した選手のうち、フィゲレイド、MFヘクター・ヘベル、DFジョン・イラザバルとジョホール所属3選手を含む7名に1年間のサッカー活動停止処分と罰金を科しているが、いずれも2025年にマレーシア国籍を取得した際、国籍取得手続きに必要な書類を偽造した疑いが持たれている。

 そんななか、FIFAが10月6日に公表した調査報告書によると、7選手のルーツでマレーシアとの関係性が一切なかったとのこと。公的記録や原本書類でマレーシアとのつながりを示す証拠は確認されなかっただけに、今回のFIFAの調査報告書はマレーシア側が意図的に偽造書類を作成した決定的証拠となりそうだ。

 なお、ジョホールはACLEのリーグステージでバンコク・ユナイテッド(タイ1部)、町田、サンフレッチェ広島、ヴィッセル神戸などと対戦。FIFAの報告により、全試合でヘベル、イラザバル、それに2025/26シーズンのマレーシア1部リーグ戦6試合の出場で6ゴール2アシストと結果を残しているフィゲレイドを欠くことはほぼ確実だ。

 FIFAの調査報告書は、マレーシアサッカー界における制度の透明性や倫理観が問われる事態となった。一方で、ACLEを戦う他クラブにとっては、ジョホールの主力選手欠場が今後の行方を左右するかもしれない。広島や神戸にとっては、ジョホール戦で勝ち点3を獲得する可能性が高まったと考えられる。