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C大阪キム・ジンヒョンが思うJリーグの厳しさ「監督から言われる」韓国との差も

キム・ジンヒョン 写真:Getty Images

 セレッソ大阪所属の元韓国代表GKキム・ジンヒョンが、Jリーグにおけるプレースタイルや戦術、トレーニング方法の変化や厳しさ言及。韓国サッカーとの違いについても私見を述べている。

 韓国代表OBパク・チュホ氏のYouTubeチャンネルでは、8月末にキム・ジンヒョンと会食する時の動画が公開。ボルシア・ドルトムント時代にMF香川真司(現C大阪)とチームメイトだった韓国のレジェンドから、最近のJリーグの特徴やトレンドを問われると、こう答えている。

 「Jリーグは元々から技術がすごくあったんですが、戦術とフィジカル面がめちゃくちゃ伸びています。FWでも30回もスプリントします。つまり走る量がものすごく多い。そしてフィジカルコンタクトも絶対に負けちゃいけない。監督から『ここで負けたら試合に出られないぞ』って言われるんです」

 「(2025シーズンのJリーグのトレンドとして、)今は絶対1対1で負けちゃいけない。だから練習も1対1が多い。以前のJリーグはパスゲームの練習が多かったですが、今は1対1、2対2、3対3といった競り合いの練習が増えました」

 近年フィジカルコンタクトの多さが目立つJリーグであるだけに、デュエルでの勝率等が重視されているという認識を示したキム・ジンヒョン。監督から飛ぶ言葉には厳しさも詰まっているが、韓国人選手の移籍や、韓国サッカーの事情については、以下のようなコメントを残している。

 「以前は(フィジカルに優れた)多くの韓国人選手がJリーグへ移籍して、日本で活躍したじゃないですか。でも最近では、そういうフィールドプレーヤーでもあまり行けなくなってきていますね。韓国からヨーロッパへ移籍するための足場がかなりできてきたので。技術力もかなり上がりましたし。そのような良い選手がいれば、日本を経由せずにそのままヨーロッパに直行する感じです」

 「最近の韓国リーグも本当に価値がすごく上がってきていて…。なんというか、芝とかは正直言って…(あまり良くない)。僕もACLを何度か経験して、韓国のスタジアムにも行ったんですけど、そこで日本と韓国の違いを感じましたね。環境の差を実感しました」

 なお、韓国サッカー界でのピッチコンディションを巡る問題には、2024年夏にジュビロ磐田から大田ハナシチズンへ移籍したFW石田雅俊もこう語っている。

 「韓国のスタジアムはピッチコンディションが良くないから、まわりが見えない。ボールタッチ、ボールコントロールに気を遣う必要があるし、ミスすることもある。日本とは全然違う。日本のスタジアムは芝の状態が良い。プレー環境は、韓国1部リーグよりもJ3リーグの方がずっと良いくらいだ。初めて韓国に来た時は問題なかったけど、最近は酷くなっている。プレーに影響が出るのは致し方ない」