かつてセレッソ大阪に在籍していたインドネシア代表DFジャスティン・ハブナーが、ウルバーハンプトン・ワンダラーズ退団を表明。SNSを通じて、クラブへの不満をぶちまけている。
現在21歳の同選手はウルバーハンプトンでプレーも、同クラブでトップチーム昇格の可能性が低いと考え、2024年3月にC大阪へ期限付き移籍。ただC大阪へ合流した直後、AFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選のU23インドネシア代表に招集されたこともあり、J1リーグで6試合の出場と控え要員に。7月14日のJ1第23節・川崎フロンターレ戦では、アパレルショップにいる自身の姿を試合中にも関わらずインスタグラムで投稿したことにより、サポーターから批判を浴びていた。
川崎戦2日後にC大阪退団が正式決定し、ウルバーハンプトンのU21チームに戻ったハブナーだが、負傷離脱もあり2024/25シーズンのリーグ戦ではわずか1試合の出場。11月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選では、2試合(対日本代表、サウジアラビア代表)いずれもスタメン出場したが、代表ウィーク明けの一戦でもベンチ外。所属クラブで厳しい立場に置かれていた。
そんななか、ハブナー本人は3日にインスタグラムのストーリーズにて、ウルバーハンプトンを退団すると発表。「なぜここでプレーしないのか、多くの人々が僕に質問してくるが、今シーズン限りで去ることになった。ここで最高のディフェンダーにチャンスが与えられなかったのはクレイジーだ」と、出場機会の少なさを理由にクラブ批判を展開している。
なおインドネシアメディア『bola』が2日に伝えたところによると、インドネシアサッカー協会(PSSI)は、12月開催のAFF三菱電機カップ(東南アジア選手権)を前に、ウルバーハンプトンにハブナーの招集を求めるも、同クラブは国際サッカー連盟(FIFA)が定める国際Aマッチデー期間外であることを理由に拒否。それでもPSSIは何度もクラブに書簡を送るなど、ハブナーの招集を諦めていないという。
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