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横浜F・マリノスは今月21日、元韓国代表MFナム・テヒが海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱すると公式発表。韓国国内では、MF江坂任所属の蔚山HDなど3クラブが同選手の移籍先候補に挙がっている。
韓国メディア『スポーツ朝鮮』は21日、横浜FMの公式発表を受けて「ナム・テヒの移籍先は韓国か」とリポート。記事では「横浜FMが言及した海外クラブは、韓国になる可能性がある。蔚山HDとの繋がりがある。33歳だが、韓国1部クラブで活躍するだけのクオリティーを兼ね備えている」と綴られているほか、済州ユナイテッドも移籍先候補だとリポート。済州は先月末、横浜FMからMF吉尾海夏を期限付き移籍により獲得している。
またイランメディア『IVNA』は今月はじめに「ナム・テヒはイラン1部ペルセポリスFCと繋がった。代理人を通じて合理的な金額が提示した」と報道。ペルセポリスFCはイラン1部リーグを15度制した強豪であり、2018年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で鹿島アントラーズと対戦。松本山雅FC、サンフレッチェ広島、ガンバ大阪でプレーしていたブラジル人FWレアンドロ・ペレイラの古巣でもある。
ナム・テヒは2012年にヴァランシエンヌFCからレフウィア(現アル・ドゥハイル)へ移籍した後、10年以上にわたりカタール国内でプレー。アル・ドゥハイルでは元柏レイソル所属選手のケニア代表FWマイケル・オルンガとともに攻撃陣の中心選手として活躍し、2022/23シーズンのカタール1部リーグ優勝に大きく貢献していた。
そして昨年夏にアル・ドゥハイルから横浜FMへ移籍。来日1年目の2023シーズンはリーグ戦9試合でプレーし、2023/24シーズンのACLでも11試合出場で3アシストをマーク。今季のリーグ戦では、11試合の出場で2ゴール1アシストをマークも、今月3日の第16節サガン鳥栖戦を最後に出番がなかった。
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