ASモナコ所属MF南野拓実は、オーストリア1部レッドブル・ザルツブルク時代の恩師のもと完全復活。リーグアン(フランス1部)開幕から結果を残しているにもかかわらず、ドイツ代表やトルコ代表との国際親善試合にむけての日本代表メンバーから落選。それでもフランス国内では、同選手に対する称賛が相次いでいる。
南野は昨年夏にリバプールからモナコへ完全移籍。昨季はフィリップ・クレマン前監督のもとで出場機会に恵まれなかったが、アドルフ・ヒュッター監督就任により立場が一変。開幕前の練習試合からシャドウ(前線1トップの背後)のポジションで起用されると、リーグアン開幕から3試合スタメン出場で3ゴール2アシストと好スタートを切っている。
南野の日本代表落選を巡り議論が白熱する中、フランス紙『Sud Ouest』は同選手の変貌ぶりに注目。「失意の後に開花?」として、以下のように評している。
「リバプールから移籍してきた南野は昨季、リーグアン18試合出場でわずか1ゴール3アシストと、まったくインパクトを残せなかった。しかし、今季になってようやく調子を上げてきたようだ」
「モナコが開幕から2勝1分と好調な滑り出しを見せる中、南野は好パフォーマンスを披露。すでに2つのヘディングシュートを含む3ゴールと2アシストを記録している」
昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会以降、代表戦から遠ざかっている南野。それでもモナコで好調を維持すれば、日本代表再招集の可能性も高まるはずだ。
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