かつてFC東京やヴィッセル神戸でプレーしていた日本代表MF橋本拳人は、欧州の移籍市場最終日になって、ようやくスペイン2部SDウエスカ残留の見通しが立ったようだ。
同選手は昨年7月、FIFA特例によりロシア1部ロストフとの契約を停止し、1年契約でウエスカへ加入。2022/23シーズンのスペイン2部リーグ戦で42試合中33試合に出場するなど、中盤の主力選手として活躍していた。
その橋本には神戸やFC東京復帰の可能性が報じられていたが、ウエスカのアンヘル・マルティン・ゴンザレスSD(スポーツディレクター)は今月中旬、スペイン紙『エラルド』のインタビューに応じた際、橋本と再契約の見通しが立っていると明言。1か月以上に及ぶ同選手のビザ発給問題は解決間近とみられていた。
また同紙は日本時間8月31日深夜に「ウエスカは橋本の加入を待っているが、リーグへの登録は保留中」とリポート。「現有戦力を放出する可能性は排除されていない」とした上で、今後数時間以内に選手編成が固まるとの見通しを示している。
そんな中、橋本本人は31日にインスタグラムを更新。白米と肉の写真をアップするとともに「VISAとれた記念」と、チーム合流に近づいていることをファンに報告したのだ。
先月16日に30歳の誕生日を迎えた際には、インスタグラムで「スペインのVISAを待つこと約1か月。。早くサッカーしたい」と複雑な心境を明かしていた橋本。ウエスカは編成面で問題を抱えているだけに、選手登録が無事に完了することを願うばかりだ。
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