セリエA(イタリア1部)ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、すでに日本人選手の獲得を公言。韓国代表DFキム・ミンジェがバイエルン・ミュンヘン移籍に迫る中、ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)に対してDF板倉滉の獲得オファーを提示したと、現地で報じられている。
キム・ミンジェに後釜候補には、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は先日、板倉やDF伊藤洋輝(VfBシュツットガルト)、DFジョルジオ・スカルビーニ(アタランタ)、DFケヴィン・ダンソ(RCランス)を挙げていた。
またイタリア紙『ラ・レプッブリカ』は先月末に「ナポリはすでにボルシアMGにコンタクトをとっている。移籍金は1400万ユーロ(約22億1000万円)であり、合意に達する可能性が高い」と伝えていた。
そんな中、イタリアメディア『Sportcampania』は今月3日に独占情報として「ナポリはボルシアMGに2000万ユーロ(約31億5000万円)のオファーを提示した」とリポート。
キム・ミンジェ放出による収益を5000万ユーロ(約79億円)と見積もった上で「ナポリはキム・ミンジェの売却で回収する金額のすべてを、ひとりの選手だけに投資するつもりはない。2000万ユーロから動くことはない」とし、ボルシアMG側から移籍金のさらなる上積みを要求された場合には応じないとの見解を示した。
板倉は昨年7月、マンチェスター・シティからボルシアMGへ移籍金500万ユーロ(当時約7億円)により完全移籍。昨年9月からカタールW杯開幕直前まで負傷離脱も、シーズン後半戦はリーグ戦ほぼ全試合で先発出場。チームの中心選手として活躍して、ボルシアMGでの1年目を終えている。
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