日本代表・海外組 海外日本人選手

セルティック旗手怜央にブンデス勢関心か。サウジも巨額オファー用意

旗手怜央 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属の日本代表MF旗手怜央は、プレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーやサウジアラビア1部アル・イテハド移籍の可能性が取りざたされている。そんな中、現地ではブンデスリーガ(ドイツ1部)方面からの関心も報じられている。

 旗手の去就については、サウジアラビア紙『オカーズ』が先月25日に「サウジアラビア1部アル・イテハドが旗手獲得に近づいている」と報道。代理人が中東移籍の可能性を否定したとみられる中、英紙『デイリーレコード』は今月2日に「アル・イテハドを含むサウジアラビア国内の複数クラブは依然として関心を寄せており、巨額の資金を提供する準備を進めている」と伝えている。

 そんな中、英紙『ザ・スコッツマン』は今月3日、日本代表FW古橋亨梧をはじめスコットランド1部リーグでプレーする選手の去就を特集。旗手について以下のように綴っている。

「日本での地位を確立しつつある旗手は(セルティックでチームメイトの)ジョタと同じく、サウジアラビア移籍の可能性がある。アル・イテハド含むサウジアラビアの複数クラブから関心を集めている」

 「ただ一方でヨーロッパにも旗手のファンはいる。2022/23シーズン後半には、ドイツ国内の複数クラブが(セルティックの公式戦に)スカウトを送り込んでいた」

 旗手は昨年1月に川崎フロンターレからセルティックへ完全移籍し、セルティックと2025年6月までの複数年契約を締結。海外挑戦1年目の2021/22シーズンからレギュラーに定着すると、2022/23シーズンは公式戦45試合の出場で9ゴール11アシストをマーク。主力選手としてスコットランド1部リーグ連覇やスコットランド3冠に大きく貢献した。