Jリーグ 湘南ベルマーレ

湘南DF舘幸希の広島戦レッドに異論。満田誠負傷の福岡DF小田逸稀と比較も

舘幸希 写真:Getty Images

 湘南ベルマーレは27日開催の明治安田生命J1リーグ第15節でサンフレッチェ広島と対戦しているが、DF舘幸希の一発退場となったシーンを巡って議論が白熱。今月7日の広島対アビスパ福岡でDF小田逸稀がFW満田誠にスライディングタックルをしたシーンと比較されている。

 湘南は前半13分、自陣でパスを回していたところ、右サイドにいた舘が相手選手のプレスからボールロスト。セカンドボールを回収しようとしたが、スライディングした足がFWナッシム・ベン・カリファに引っかかると、ベン・カリファが転倒。主審は舘にレッドカードを提示し、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)が介入することなく、試合は再開されている。

 舘はスライディングした際、折りたたんだ右足にベン・カリファが引っかかっている。それだけにネット上では「これでレッドは厳しい…」「足裏が入ったわけではないのに」「なぜVARで確かめないのか」と疑問の声が沸き起こっている。

 また先日の広島対福岡では、前半11分に小田が背後から満田にスライディングタックル。満田は10分後に途中交代すると、検査の結果「右膝前十字靭帯部分損傷により全治未定」と診断されている。

 このシーンでは小田に対してイエローカードが提示されているだけに、「福岡戦の小田選手の背後からのタックルが黄色で、舘選手のプレーが一発レッドはあまりにブレすぎ」「この前の福岡の小田のがイエローでなんで今回の舘のが退場なの?」「舘のプレーがレッドなら福岡の小田のプレーもレッド」といった声も上がっている。