かつて柏レイソルでプレーしていたGK中村航輔は、ポルトガル1部ポルティモネンセの正守護神として活躍。今年6月のキリンチャレンジカップに臨む日本代表に選出される中、ステップアップ移籍の可能性が現地で報じられている。
同選手は2021年に柏からポルティモネンセへ完全移籍も、昨季まではトップチームでの出番に恵まれなかった。しかし昨年8月にGKサムエルがFCポルトへ移籍したことをきっかけに、正守護神に定着。昨年9月4日に行われたファマリカン戦以降、リーグ戦全試合でフル出場しており、6度クリーンシートを達成している。
そんな中村とポルティモネンセの契約は2025年6月まで残っている。しかしポルトガル紙『レコルド』は25日に「マーケットを持つ中村」と見出しをうち、同選手に移籍の可能性があると報道。記事内では「中村は素晴らしいシーズンを過ごしており、特に日本で注目を浴びている。移籍の可能性があるが、ポルティモネンセは彼を引き留めたいと考えている」
「6月のキリンチャレンジカップで日本代表復帰を果たしたことにより、彼の市場価値は高まるはずだ」と綴られている。
なおポルティモネンセは27日にポルトガル1部最終節を控える中、2部入れ替え戦圏内の16位マリティモから勝ち点8差の13位と、すでに1部残留を確定させている。中村がポルトガル1部リーグ屈指のゴールキーパーとして評価を高める中、クラブは2年続けての正守護神流出を避けたいと考えているはずだ。
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