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トッテナムに日本人選手獲得浮上「ポステコグルーはセルティックで…」

セルティックの日本人選手 写真:Getty Images

 かつて横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルーは、スコットランド1部セルティックの監督としてFW古橋亨梧ら日本人選手を指導。ポステコグルーのプレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパー行きが噂されているだけに、トッテナムOBもセルティックの日本人選手獲得戦略に注目している。

 トッテナムは今季プレミアリーグ残り2試合で17勝6分14敗。来季UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の6位ブライトンから勝ち点5差の8位と、すでにEL出場権を逃している。また今年3月にはアントニオ・コンテ監督を解任。アシスタントコーチを務めていたクリスティアン・ステッリーニ氏が今季終了後まで指揮することになっていたが、そのステッリーニ氏もわずか1か月で解任。現在はライアン・メイソン氏が暫定指揮を執っている状況だ。

 そんな中、英紙『デイリーメール』はトッテナムがポステコグルー監督の招へいに関心を寄せていると報道。すると元トッテナム監督のハリー・レドナップ氏は英紙『サン』のインタビューで「(元オーストラリア代表の)ティム・ケーヒルからポステコグルーがいかに優れた監督であるか話を聞いたんだ。彼が高く評価しているのなら、良い監督であるはずだ。ポステコグルーの実績を見ても驚くことはないよ」と、セルティック指揮官を高く評価。

 「トッテナムは様々なマーケットから選手を連れて来る必要がある。ポステコグルーはセルティックで自身の補強戦略がいかに素晴らしいものであるかを証明している。特に彼自身が熟知している日本からクオリティの高い選手を連れて来ている」と語るなど、トッテナムにも日本をはじめ様々な市場からの新戦力獲得を求めている。

 なお英国内では、ウルバーハンプトン・ワンダラーズやリーズ・ユナイテッドもポステコグルーの新天地候補として報じられている。元横浜FM監督のプレミアリーグ挑戦や日本人選手によるトッテナム加入の可能性に注目が集まる。