Jリーグ2クラブのオファー拒否。ポルティモネンセが大型FWの高額売却狙う

　日本代表GK中村航輔ら擁するポルトガル1部ポルティモネンセからポルトガル2部SCコヴィリャンへレンタル移籍中のFWウィリントン・アポンザに、Jリーグクラブが関心。しかし、ポルティモネンセが日本からの獲得オファーを拒否したと現地で報じられている。

　現在23歳のアポンザは、身長190cm超えのコロンビア人ストライカー。2021年7月にポルティモネンセへ加入すると、2021/22シーズンのリーグ戦で9試合に先発出場して1ゴール2アシスト。昨年8月にコヴィリャンへレンタル移籍すると、今季はポルトガル2部リーグ33試合中14試合のスタメン出場で6ゴールと結果を残している。

　アポンザのレンタル移籍期間は今年6月までであるほか、ポルティモネンセとの契約期間は2025年6月までである。

　ポルトガル紙『ア・ボーラ』の報道によると、Jリーグ2クラブがポルティモネンセに対してアポンザの獲得オファーを提示したとのこと。しかしポルティモネンセは同選手を来季の構想に含めているため、オファーを却下したという。

　また同紙は「2021年夏までポルティモネンセに在籍していたベト（現ウディネーゼ所属選手）と似たタイプであるアポンザが、将来さらに収益性の高いビジネスを保証してくれるとポルティモネンセは考えている」とリポート。アポンザの高額売却を狙うポルティモネンセの意図もあわせて伝えている。