浦和レッズは今月29日、敵地サウジアラビアでAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝アル・ヒラル戦1stレグに臨む。その1stレグでアル・ヒラルは守備陣の主力選手を欠く可能性があると、サウジアラビア国内で報じられている。
アル・ヒラルは今月24日に行われたサウジアラビア国王杯準決勝で、アル・イテハドと対戦。かつてFC東京に所属していた元韓国代表DFチャン・ヒョンスはフル出場。守備面で好パフォーマンスを発揮し、1-0とチームの勝利に貢献していた。
しかしサウジアラビア紙『ariyadhiah』によると、同選手はアル・イテハド戦で相手選手との接触プレーにより打撲を負ったとのこと。25日にも検査を受けているが、浦和戦の出場は不透明だという。またかつてポルトガル1部の強豪ポルトでプレーしていたマリ代表FWムサ・マレガも打撲。マレガについてもコンディションの回復具合を見ながら、浦和戦の出場可否を判断するものとみられる。
チャン・ヒョンスは2019年7月にFC東京からアル・ヒラルへ完全移籍。加入1年目から守備陣の中心選手として活躍し、直近3シーズンで2度のACL優勝に貢献。2022/23シーズンもサウジアラビア国内リーグ戦で25試合中16試合に先発出場しているほか、今年2月開催のFIFAクラブワールドカップでは決勝レアル・マドリード戦までの全3試合でフル出場していた。
来月6日には、ホーム埼玉スタジアムでの2ndレグを控えている浦和。1stレグでチャン・ヒョンスが欠場するとなれば、アウェイゴールを奪い2ndレグへのアドバンテージを得ることが期待できる。
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