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フライブルク堂安律がミランの獲得候補に!ELユベントス戦視察か

堂安律 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)SCフライブルク所属の日本代表MF堂安律は、今月9日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・ユベントス戦で途中出場。12日のブンデスリーガ第24節・ホッフェンハイム戦で決勝ゴールを挙げるなど好調を維持する中、セリエA(イタリア1部)ミラン移籍の可能性が浮上している。

 堂安律は昨年7月、オランダ1部PSVアイントホーフェンからSCフライブルクへ完全移籍。今季ここまで公式戦33試合の出場で5ゴール4アシストをマークするなど、加入1年目ながらも右サイドでレギュラーに定着。カタールW杯で強豪ドイツ代表やスペイン代表から同点ゴールを奪うと、昨年12月にはミランやローマ、マンチェスター・シティなど複数クラブからの関心が報じられていた。

 そんな堂安律は敵地で行われたユベントス戦で59分から出場。攻撃面で存在感を発揮できずチームも0-1で敗れたが、12日のホッフェンハイム戦では先発出場。89分に決勝ゴールをあげ、チームの勝利に大きく貢献した。

 イタリア紙『トゥットスポルト』の報道によると、ミランはユベントス対SCフライブルクにスカウト陣を派遣していたとのこと。ミランは右サイドハーフを補強ポイントに掲げており、堂安律を獲得候補に含めているという。

 またミランは堂安律の他に、チリ1部ウニベルシダ・デ・チレ所属のFWダリオ・オソリオにも関心を寄せている模様。しかしリバプールやチェルシーなど複数クラブとの争奪戦に発展する可能性があるとみられている。

 なおSCフライブルクは堂安律の獲得により、PSVへ移籍金850万ユーロ(約12億円)を支払っている。SCフライブルクが高額な移籍金を要求するという見方もある中、同選手の去就に注目が集まる。