かつてコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)、川崎フロンターレ、浦和レッズでプレーしていたエメルソン氏が、母国ブラジルで不正取引による賄賂を受け取ったことにより逮捕される可能性が報じられている。
ブラジルメディア『ランセ』が今月11日伝えたところによると、エメルソン氏ら7名がリオデジャネイロにおける不動産の不正取引に関与。同氏は犯罪グループから賄賂として473500レアル(約1200万円)を受け取っていたという。
またリオデジャネイロ州検察官はすでに主犯格の逮捕にむけて捜査を行っているほか、現地の裁判所は今月9日に告訴状を受理。エメルソン氏は近日中にもマネーロンダリング(資金洗浄)に関与した疑いで逮捕されるという。
エメルソン氏は2000年にコンサドーレ札幌へ移籍。来日1年目にしてJ2リーグで31ゴールを挙げると、川崎フロンターレをへて2001年7月から約5年間にわたり浦和レッズでプレー。浦和レッズ在籍時の2004年にはJ1リーグ2ndステージ優勝に大きく貢献していた。
またカタール移籍後の2006年には、出生証明書の悪用によりブラジル連邦警察に逮捕。2018年に現役を退いた後は、ブラジル大手テレビ局『SBT』のサッカー中継に解説者として出演していた。
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