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セルティック公式SNS炎上…齋藤学元同僚の韓国代表FW獲得で嫌韓リプ殺到

オ・ヒョンギュ 写真:Getty Images

 セルティックはアンジェ・ポステコグルー監督の就任以降、カタールW杯日本代表FW前田大然(25)ら複数の日本人選手を獲得。現地で「セルティックに日本人選手が多すぎる」という批判が沸き起こる中、今月25日には韓国1部・水原三星で元日本代表FW齋藤学(32)とチームメイトだった韓国代表FWオ・ヒョンギュ(21)の獲得を公式発表している。ただ同選手の獲得発表に対しては、否定的なコメントが殺到。セルティック公式ツイッターアカウントが炎上する事態に発展している。

 セルティックはこれまで日本人選手獲得戦略を推し進めると、今年1月の移籍ウィンドウでも日本代表MF岩田智輝(25)とDF小林友希(22)を獲得している。またギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)のセルティック退団が濃厚とみられる中、オ・ヒョンギュも獲得。アジア人選手の獲得が相次いでいることもあり、現地では様々な反応が見られている。

 セルティックは公式ツイッターアカウントでもオ・ヒョンギュ獲得をアナウンス。しかし、一部のSNSユーザーから「韓国人かよ…」、「試合中に日本人を削らないことを願う」、「日本人選手の邪魔するな」と、韓国人選手獲得による批判が殺到。

 すると「いい補強!!リプ欄気にしないで」、「リプ欄酷すぎる…」、「また韓国批判かよ」といった声が沸き起こっているほか、日本と韓国に関する論争も勃発している。

 さらには「現地サポーターどんな感情なんだろうか」、「絶対また日本かよって思われるな」といったコメントも。セルティックの日本人選手、韓国人選手獲得戦略に対する現地サポーターの反応を気にかける日本のSNSユーザーも見受けられている。

 身長185cmのオ・ヒョンギュは水原三星の下部組織出身であり、2020年5月からおよそ1年半にわたり韓国国軍傘下の金泉尚武でプレー。水原三星に復帰した臨んだ2022シーズンは、韓国1部リーグで13得点。韓国2部入れ替え戦では、延長戦後半アディショナルタイムに齋藤学のクロスから決勝ゴールをあげ、チームを1部残留に導いていた。