明治安田生命J2リーグ3位のファジアーノ岡山は10月30日、J1参入プレーオフ1回戦でモンテディオ山形に0-3と敗北。DAZN中継の実況担当者が、この一戦でファジアーノ岡山所属FW永井龍(31)の名前を間違えたことで謝罪している。
ファジアーノ岡山はオーストラリア代表FWミッチェル・デューク(31)や永井龍などが先発出場する中、キックオフからわずか5分後にFWディサロ・燦シルヴァーノ(26)に先制ゴールを許す。後半に入ると永井龍にかえてブラジル人FWチアゴ・アウベス(29)を投入するなど局面の打開を図るが、後半30分に再び失点。35分にもモンテディオ山形所属のポルトガル人MFチアゴ・アウベス(26)にゴールネットを揺らされ万事休す。ホーム開催というアドバンテージを活かせなかった。
そんな中、ファジアーノ岡山戦を実況していた永田実氏が試合翌日に自身のツイッターアカウントを更新。「昨日、J1参入プレーオフ1回戦『岡山vs山形』実況を担当させていただきました。その中で、ファジアーノ岡山・永井龍選手の下のお名前を複数回『リュウ』とアナウンスしてしまいました」とJリーグファンに報告した上で「永井選手ご本人やご家族、チーム関係者の皆さま、岡山ファンの皆さま、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。
「永井選手の下のお名前が「リョウ」なのは事前に重ね重ね確認し、意識していたのですが、ひとえに私の能力不足と、試合の重みからくるの緊張の中で飛んでしまい、間違いを繰り返してしまっておりました。以後このようなことの無いよう、重々気をつけてまいります。誠に申し訳ございませんでした」
「多数のお叱りの声を頂きました。ご指摘ありがとうございました。ご視聴いただき、そして大変不快な思いをさせてしまった皆さまに重ねてお詫び申し上げます」と名前を誤った原因を明かすと、「頑張って!」、「すごく気持ち分かる」といった励ましや同情のメッセージが寄せられている。
なおファジアーノ岡山に勝利したモンテディオ山形は、今月6日にJ1参入プレーオフ2回戦・ロアッソ熊本戦に挑む。
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