かつて明治安田生命Jリーグのアルビレックス新潟でプレーしていたブラジル人FWホニ(27)が、日本での経験から学んだことを語った。26日、ブラジルメディア『UOL』が伝えている。
ホニは2017年、当時ブラジル1部のクルゼイロからアルビレックス新潟へレンタル移籍。来日1年目からJ1リーグで32試合に出場し7ゴールをあげるなど、本来のパフォーマンスを発揮。アルビレックス新潟は買い取りオプション行使での完全獲得に踏み切っていた。
しかし、翌2018年にブラジルへ帰国しアトレチコ・パラナエンセと契約を結んだことにより、アルビレックス新潟は契約期間中であるにもかかわらず一方的に契約解除を申し入れて他クラブと契約を結んだ違反行為にあたるとして、2019年3月にFIFA(国際サッカー連盟)へ提訴していた。
同選手は2020年2月からブラジル1部パルメイラスに在籍。主力選手として2度のコパ・リベルタドーレス(南米選手権)優勝に貢献しているほか、今季もここまでブラジル1部リーグ戦21試合の出場で8ゴールと結果を残している。
そんなホニは『UOL』のインタビューで日本での思い出を聞かれると「日本の人々はとてもカリスマ的であり、ブラジル人を王様のように扱ってくれるね。だけど、それは僕たちブラジル人に対してだけじゃないんだ。誰に対しても同じように接してくれる」
「日本での思い出は、みんなが笑顔で挨拶してくれることだよ。僕もそのことを見習ったね」とコメントを残すとともに、日本での経験を生かしていることも明かした。
アルビレックス新潟との間に問題を抱えながら、日本を去ったホニ。アルビレックス新潟サポーターの反感を買っているが、日本に対しては好印象を抱いているようだ。
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