明治安田生命J1リーグの柏レイソルからブラジル1部ゴイアスへレンタル移籍中であるブラジル人FWペドロ・ハウル(25)は、名古屋グランパスにつづき、欧州クラブへの移籍も拒否したようだ。
ペドロ・ハウルは昨年9月に柏レイソルからリーガMX(メキシコ1部)のフアレスへレンタル移籍。フアレスをわずか半年で退団すると、柏レイソルで構想外と伝えられる中、今年1月末にゴイアスへ1年レンタルにより加入している。
同選手の去就についてはブラジルメディア『Esmeraldino』は先月8日、名古屋グランパスが同選手獲得にむけて、柏レイソルに移籍金250万ドル(約3億4000万円)のオファーを提示したと報道。しかし、選手本人は代理人を通じてゴイアス幹部に今夏残留の意思を伝えたとみられている。
その中、ブラジル紙『O DIA』のジャーナリストが1日に「ペドロ・ハウルはリーグアン(フランス1部)オセールからのオファーを拒否した。オセールは200万ドル(約2億6000万円)を支払うことで柏レイソルと合意に達したが、選手とは合意に達することができなかった」とツイート。ペドロ・ハウルのフランス移籍が破談に終わったことを報じた。
くわえて「もしペドロ・ハウルがゴイアスへのレンタル中に他クラブへ売却された場合、ゴイアスは移籍金の10%を受け取る。彼はつねに(他クラブ)のターゲットになっている。イタリアとベルギーのクラブも彼に関して問い合わせを行っている」とし、欧州クラブからの関心もあわせて伝えている。
なお以前のブラジルメディアの報道によると、柏レイソルとペドロ・ハウルの契約期間は2024シーズン終了後までとのこと。柏レイソルは同選手獲得でボタフォゴFRに移籍金1070万レアル(約2億3000万円)を支払っているとみられる。
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