明治安田生命J2リーグ、モンテディオ山形に所属するDF半田陸。「山形の至宝」とも呼ばれ、現U-21日本代表選手である。試合では右サイドバック(SB)の位置から大胆な攻撃参加をみせるのが特徴的だ。
モンテディオ山形ではもちろん、2024年パリオリンピックで、UEFAチャンピオンズリーグで、日本代表で。この先の重要なシーンでの活躍が期待できる20歳の半田に、独占インタビューを行った。
山形の魅力から将来の目標に至るまで、1つ1つの質問にとても丁寧に答えてくれた半田。特に山形が順位を上げるために必要なもの、日本代表への思い、という部分には大きく熱がこもっており、勝利と目標に向けた芯の強さが表れていた。
「山形のためにという思いはすごくあります」
ージュニアユースの頃からずっとモンテディオ山形でプレーされています。このクラブの魅力を教えてください。
半田:サッカーに集中できるような環境は、すごく整っていると思います。僕自身山形で生まれて、ずっと地元でサッカーをして、中学生の頃からモンテディオの下部組織に入って。ずっと山形なので、山形のためにという思いはすごくあります。
ー山形県の好きな食べ物、おすすめのスポットを教えてください。
半田:もう時期は終わっちゃいましたけど、さくらんぼは美味しいですし、納豆汁(山形県・岩手県・秋田県などの郷土料理)っていう食べ物があって、僕はそれも好きです。また夏はやっぱり、だし(山形の郷土料理・夏野菜や香味野菜を刻んで醤油などで味付けし白米に乗せて食べる)が一番美味しいですね。あとはいろいろなところに温泉があるので、そこも山形のいいところなんじゃないかなと思います。
ー温泉にはよく行かれるそうですね。
半田:そうですね、地元の温泉によく行きます。ただ僕は全然ルーティンもなく、こだわりも全くないです。2~3人しか入れないような、おじいちゃんおばあちゃんが来るような温泉に行きますね。
ー他にオフの日には、どういったことをされていますか?
半田:僕は昼ぐらいまでとか遅くまで寝ていられない人なので、朝はいつも通りぐらいに起きています。そこからはそれこそ温泉に行ったり、最近は家でハリーポッターを観たり、アニメの『アオアシ』を観たり。外に出ることは少ないですね。
ー『アオアシ』(Jリーグの男子高校生年代「Jユース」を扱っているサッカー漫画。小林有吾著、飯塚健司監修。2022年4月シリーズアニメ化)には、共感したり何か感じるものがあるのでしょうか?
半田:そうですね、ユース出身の人たちは共感できることも多いんじゃないかなと思います。主人公が同じサイドバックっていうところも含めて、これから楽しみです。
ー試合の前にしているルーティンやゲン担ぎはありますか?
半田:最近は羊羹を食べていますね。塩羊羹かな、ちょっと塩感が強い羊羹を、アップの前とハーフタイムに食べています。
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