ポルトガル
W杯過去最高順位:3位(1966)
ポルトガルがW杯過去最高順位の3位となったのは、1966年(イングランド大会)の初出場時にまでさかのぼる。
その後、これまでもポルトガルはW杯優勝候補と目されることがあった。特には、1989年と1991年のFIFAワールドユース選手権で優勝したルイス・フィーゴやマヌエル・ルイ・コスタら黄金世代を中心に出場した2002年の日韓W杯が最たるものだろう。しかし、グループリーグで苦戦の末敗退し、多くの選手が代表引退を表明。期待に対して衝撃的な敗退劇となってしまっている。
近年は、リオネル・メッシと並んで世界最高峰の選手の1人であるクリスティアーノ・ロナウドを中心に、2016年のUEFA欧州選手権で優勝。そんなポルトガルを象徴するロナウドも37歳と、いつ代表を退いても不思議ではない年齢となってきた。
今カタールW杯欧州予選では、グループリーグでセルビアに競り負けストレートインを逃したポルトガル。プレーオフまでもつれ込んでしまったが、無事本大会出場を勝ち取り、選手層を見れば他の強豪国と比較しても見劣りはしない。ロナウドとともにW杯という最高峰のタイトル獲得に期待がかかる。
クロアチア
W杯過去最高順位:準優勝(2018)
前回2018年ロシアW杯の準優勝国であるクロアチア。初の決勝進出もフランスに敗北したことで、今大会こそはとの思いが強いことは想像に難くない。
クロアチアと言えば、初出場となった1998年のフランスW杯でいきなりの3位。中心選手であったダヴォール・シューケルが得点王になるなど、目覚ましい活躍を披露した。クロアチア代表としての歴史は決して古くはないが、以降の国際大会の結果から見ても強豪として認められていることに疑いの余地はない。
そんなクロアチアを長く牽引してきた、ルカ・モドリッチ。36歳と年齢的に最後のW杯となる可能性もあり、集大成としてどんなゲームメイクを見せてくれるのかにも期待がかかる。
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