明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは23日、日本代表GK権田修一(32)をポルティモネンセから完全移籍に切り替えて獲得したことを公式発表している。その中、ポルトガル紙『レコルド』が両クラブの取引内容について報じた。
権田修一は2018シーズン終了後にサガン鳥栖からポルティモネンセへ完全移籍。加入当初は出場機会に恵まれなかったものの、2019/20シーズンは後半戦から正守護神を務め、公式戦18試合に出場していた。しかし、2020/21シーズンに入って出場機会に恵まれず、昨年12月に清水エスパルスへ買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入している。
そんな権田修一は今季、J1リーグ全38試合にフル出場するなどチームをけん引。クラブ幹部から高い評価を受けると、今月23日になって完全移籍での加入が正式決定している。
権田修一の取引に関しては、ポルトガル紙『O JOGO』が昨年12月、清水エスパルスがポルティモネンセに対して支払うレンタル料が100万ユーロ(約1億3000万円)、買い取りオプションは200万ユーロ(約2億6000万円)と報じていた。
その中、『レコルド』は以前にポルトガル他メディアが報じた通り、清水エスパルスが買い取りオプションを行使したことにより、ポルティモネンセに対して追加で200万ユーロを支払うと伝えている。
権田修一はキャプテンとしてピッチ内外でチームを支えているだけに、清水エスパルスのサポーターからは「今オフ最大の補強」、「200万ユーロ以上の価値ある」といった声がSNS上で飛び交っている。
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