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守田英正に再びトルコ強豪から関心が!過去に移籍金6億円超のオファー届くも…

守田英正 写真提供:Gettyimages

 プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のCDサンタ・クララに所属する日本代表MF守田英正(26)には、ここにきて再びトルコ強豪クラブから関心を寄せられているようだ。16日、トルコ『Fotomac』など複数メディアが伝えている。

 守田英正は、今年1月に明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからCDサンタ・クララへ完全移籍。3年半の契約を交わすと、1月25日に行われたプリメイラリーガ第15節・リオ・アヴェ戦以降、リーグ戦全試合でフル出場。中盤センターに必要不可欠な戦力としてダニエル・ラモス前監督から絶大な信頼を寄せられている。また、今季は序盤に監督交代があったものの、昨季までと変わらず中盤の主力としてほぼ全試合で先発出場している。

 そんな守田英正の去就を巡っては、今年8月にスュペル・リグ(トルコ1部)の強豪フェネルバフチェへの移籍が濃厚とトルコ国内メディアが報道。しかし、CDサンタ・クララは移籍金500万ユーロ(約6億5000万円)という条件でオファーが届いたものの、契約解除条項の設定額である1000万ユーロ(約13億3000万円)の提示があった場合のみ交渉に応じることを明かすなど、売却に応じない姿勢を打ち出していた。

 その中、守田英正にはフェネルバフチェのライバルクラブであるガラタサライが獲得に興味を示しているとのこと。ガラタサライはブラジル人MFグスタボ・アスンソン(21)を今年9月にポルトガル1部のファマリカンから買い取りオプション付きのレンタルにより獲得している。

 しかし、同選手は今季ここまでわずか2試合の出場にとどまるなど、ファティ・テリム監督の構想から外れている模様。そのため、ガラタサライはアスンソンのレンタルを来年1月に打ち切って、守田英正を迎え入れるという構想を描いているようだ。

 ただ、今夏の移籍ウィンドウでCDサンタ・クララが強気な姿勢を見せているだけに、両クラブが交渉するとなれば複雑なものになることが予想される。