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元バルサMFが中東クラブ電撃退団!わずか2カ月の在籍期間

パウリーニョ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナでプレーした過去をもつ元ブラジル代表MFパウリーニョ(33)は、今年7月にサウジアラビア1部のアル・アハリへ加入していたが、わずか2カ月で退団した。18日、クラブが公式発表している。

 パウリーニョは、2015年6月にトッテナム・ホットスパーから広州FC(旧広州恒大)へ完全移籍により加入。その後、2017年夏にバルセロナへ加入したものの、翌年にレンタル移籍により広州FCへ再加入。2019年には買い取りオプションが行使されたが、今年6月22日に退団が発表されていた。

 同選手は広州FC退団後、スペインメディアの取材でバルセロナ復帰を望むコメントを残していた。しかし、パウリーニョのもとにバルセロナからのオファーは届くことはなく、アル・アハリと年俸400万ドル(約4億4000万円)による3年契約を締結していた。

 パウリーニョは先月19日に行われた第2節・アル・ハズム戦でデビュー。いきなりキャプテンマークを巻いてフル出場した上、ゴールもあげていた。その後も3試合つづけて先発出場を果たしていたが、今月17日開催の第5節・アル・ファトフSC終了後にクラブ首脳陣に対して退団の申し出を行ったとのこと。クラブは双方合意のもとで契約解除に至ったと公式発表している。

 なお、アル・アハリは今季開幕から5試合つづけてドローに終わっており、思うように勝ち点を積み重ねられていない。一部の現地報道によると、パウリーニョが退団を申し出た理由として、自身のパフォーマンスによってチームに良い結果をもたらすことができていないことに対して複雑な思いを抱いていたことをあげている。