リバプールに所属する日本代表MF南野拓実（26）は、18日に開催予定のプレミアリーグ第5節・クリスタルパレス戦でようやく出番が巡って来るかもしれない。16日、イギリス、リバプールの地元紙『リバプールエコー』が伝えている。
南野拓実はプレミアリーグ2021/22シーズン開幕からインターナショナルマッチウィーク直前までのリーグ戦3試合で、ベンチ入りしたものの出番がなかった。その後、W杯アジア最終予選に臨む日本代表に招集されたが、代表チーム合流直後に左太ももを負傷。今月2日にパナソニックスタジアム吹田で行われたオマーン戦で90分間ベンチから戦況を見つめた後、代表チームからの途中離脱が公式発表されていた。
その後、同選手は12日に行われたプレミアリーグ第4節・リーズ・ユナイテッド戦でメンバー外に。負傷の深刻度合いが心配されたものの、13日午後に行われた全体トレーニングに参加すると、15日開催のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第1節・ミラン戦でメンバーに復帰。しかし、この一戦でも出番はなく、今季開幕からいまだに1分たりともピッチに立っていない。
しかし、『リバプールエコー』の報道によると、ユルゲン・クロップ監督はホーム開催のクリスタルパレス戦で先発メンバーを一部入れ替えることを検討しているという。
指揮官はCLミラン戦で、前線3トップにエジプト代表FWモハメド・サラー（29）、FWディオゴ・ジョッタ（24）、ベルギー代表FWディボック・オリジ（26）を先発起用していた。ただ、中2日で迎えるクリスタルパレス戦では、セネガル代表FWサディオ・マネ（29）にくわえて南野拓実を先発メンバーに抜擢し、サラーと3トップを組ませる可能性を模索しているようだ。
リバプールに残留したものの、ここまで出場機会に恵まれていない南野拓実としては、少ないチャンスでアピールしてクロップ監督からの評価を少しずつ変えたいところだ。
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