
シャルケの新戦力であり、東京五輪に出場したU24日本代表DF板倉滉(24)は、すでに多くのサポーターから絶大な支持を得ている。シャルケのルーベン・シュレーダーSD(スポーツディレクター)も板倉滉のパフォーマンスを称える中、ディミトリオス・グラモジス監督は同選手が短時間でチームのやり方に慣れた要因について語った。15日、ドイツメディア『RUHR24』が伝えている。
板倉滉は先月19日にマンチェスター・シティからシャルケへのレンタル移籍が正式決定すると、2日後の2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第4節・ヤーン・レーゲンスブルク戦でデビュー。そしてU24日本代表MF田中碧(23)を擁するデュッセルドルフとの一戦では、リベロ(3バックの中央のポジション)で先発出場。チームの勝利に貢献したものの、試合終了間際に足に問題を抱えると、86分でピッチを後にしていた。
その後、板倉滉はFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選に臨む日本代表への招集をうけて帰国したものの、右足に問題を抱えたことにより代表チームから離脱。当初はインターナショナルマッチウィーク明け初戦の2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第6節・パダーボルン戦に間に合うか微妙と伝えられていた。
しかし、板倉滉はこの試合で再びリベロで先発出場すると、何本ものシュートをブロックするなど、守備面で本来のパフォーマンスを発揮。同選手の活躍もあり、シャルケは1-0とクリーンシートで勝利している。そんな板倉滉には数多くの称賛のコメントが寄せられているほか、シュレーダーSDも「コウはもうすでにチームに溶け込んでいる。短時間でこのクラブの生き様を体現している」と賛辞の言葉を送っていた。
その中、グラモジス監督は「コウはドイツ語があまり得意ではない。だが、すでにマリク・チャウやマルチン・カミンスキとうまくコミュニケーションがとれている」
「(パダーボルン戦でも相手が攻勢を強める中)よく最後まで持ちこたえてくれた。パダーボルンがポゼッションを握ることを好むのは分かっていた。その中で我々は良い守備を見せたし、コウはチームで絶対的な戦力だ」とコメント。板倉滉に対して信頼を寄せる理由として、3バックの一角をになうDFマリク・チャウ(20)やポーランド代表DFマルチン・カミンスキ(29)とすでに連携がとれていることをあげた。
なお、シャルケは17日に第7節・カールスルーエ戦を控えている。早くも本来のパフォーマンスを発揮する板倉滉だが、東京五輪での経験をへてさらなる成長を遂げている。
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