日本代表・海外組 日本代表

「放送事故だろ」DAZNのW杯予選応援アンバサダー日向坂46東村芽依の出演動画が炎上

日本代表 写真提供: Gettyimages

 スポーツの定額制動画配信サービスを手がける『DAZN』は先日、日本代表戦を含むFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選の全試合ライブ配信を行うことを正式に発表。また、AFCアジア予選の応援アンバサダーとして、女性アイドルグループ「日向坂46」の影山優佳、東村芽依、松田好花の3名を起用することもあわせて発表していた。しかし、今月4日にDAZNの公式SNSアカウントに公開された東村芽依出演の動画が波紋を呼んでいるようだ。

 日本代表のW杯2次予選や最終予選は、これまで民放やNHKBSで中継されていたが、アジアサッカー連盟(AFC)がスポーツ動画配信サービスを手掛けるDAZNと2028年までの長期契約を締結。W杯予選やAFCアジアカップ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)など、AFC主催全試合の放映権を獲得している。また、カタールW杯最終予選のアウェイゲームに関しては、DAZNの独占生中継となっている。

 今回のAFC主催全試合の放映権取得にともない、「DAZN AFCアジア予選 – Road to Qatar – 応援アンバサダー」にサッカーに関して豊富な知識を持っている影山優佳さんとサッカー観戦初心者である東村芽依さん、松田好花さんが就任。3名は2022年3月までのW杯最終予選期間中、DAZNオリジナルコンテンツに出演するなど、W杯最終予選のPRを行うことになっている。

 その一環として、DAZNは連日にわたり、「○○でカウントダウン 今日のお題は!?」と題した動画企画を公式SNSで発信。今月4日に公開された動画では東村芽依さんが出演したが、「ゴールパフォーマンス」というお題を振られると「分からないよ、どうしよう」とやや戸惑い気味にコメントを返している。

 この動画に対して、サッカーファンからは「これはダメだろ」「放送事故だろ」、「純粋にサッカーが見たい」という声が上がっているほか、「初心者だからゴールパフォーマンスを知らないのは仕方ない」と東村芽依さんを擁護するコメントも寄せられている。

 さらには、DAZNをはじめ企画側のミスだという意見もあるほか、東村芽依さんのコメントや振る舞いを批判するサッカーファンと日向坂46のファンによる応酬が繰り広げられている。

 なお、DAZNはW杯最終予選の放映権取得とともに、日本でのサービス開始から5年を迎えることを記念して、今月8日までの加入者に対する期間限定特別価格キャンペーンを実施している。

 これまでのDAZNの制作するサッカー番組に登場してきた影山優佳さんは、サッカーファンの間での絶大な支持を得ている。その一方で、サッカー観戦初心者の東村芽依さんに対する評価や見方が議論の対象となっている。