ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(36)はマンチェスター・ユナイテッドへの電撃復帰を果たしている。一方、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(34)はロナウドの加入に関係なく、今夏残留が既定路線となっているようだ。27日、英紙『マンチェスターイブニングニュース』が報じている。
ロナウドはユベントスとの契約を来年6月まで残す中、今夏移籍の可能性が報じられると、27日にチームメイトへ別れの挨拶をすませていた。そしてトリノを離れてから数時間後にマンチェスター・ユナイテッドが移籍金1500万ユーロ(約19億円)+ボーナス800万ユーロ(約10億円)によりロナウドを獲得することでユベントスと合意に至ったと公式発表している。
一方、カバーニは昨季終了後にパリ・サンジェルマンを退団すると、昨年10月に1年の延長オプションが付随した単年契約でマンチェスター・ユナイテッドへ加入。昨季は公式戦35試合に先発出場して17ゴール6アシストをマーク。先発での出場機会こそ少なかったものの、スーパーサブとしての役割を果たしていた。また、同選手はアルゼンチンの強豪ボカ・ジュニアーズへの移籍が噂されたが、マンチェスター・ユナイテッドは今年5月に来年6月までの契約延長を公式発表していた。
マンチェスター・シティへの移籍が噂された中での12年ぶりとなるロナウドの復帰はサッカーファンに衝撃をもたらしている。その一方で、前線でロナウドとポジションが被るカバーニの出場機会減少を心配する声が上がっている。しかし、『マンチェスターイブニングニュース』の報道によると、移籍ウィンドウ閉鎖が迫る中、クラブ首脳陣はカバーニの売却に動くことはないという。
なお、ロナウドは2003年夏から6シーズンにわたりマンチェスター・ユナイテッドに在籍していた時、背番号「7」をつけていた。昨季に「7」番をつけてピッチに立っていたカバーニが、ロナウドに背番号を譲るのか注目が集まる。
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