アーセナルに所属するブラジル代表MFウィリアン(33)は母国復帰が噂される中、ミランへの売り込みを行っていたようだ。25日、フランスメディア『RMC』のジャーナリストが伝えている。
ウィリアンは昨夏にチェルシーを退団してアーセナルへ加入。しかし、周囲の期待とは裏腹に昨季はUEFAヨーロッパリーグで3試合、プレミアリーグで16試合の先発出場にとどまるなど、本来のパフォーマンスを発揮できなかった。また、同選手はプレミアリーグ2021/22シーズン開幕節・ブレントフォード戦の直前に新型コロナウイルス陽性と判定されている。
ウィリアンはアーセナルとの契約を2023年6月まで残しているが、本人はアーセナル退団、欧州でのプレー続行を望んでいる模様。また、今週に入って古巣であるカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のコリンチャンスがオファーを提示。ただ、コリンチャンスの提示年俸は同選手が現在アーセナルで受け取っている額の半分にも満たないという。
その中、ウィリアンの代理人はミランのパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)にコンタクトをとり、同選手の獲得を提案したとのこと。ミランはウィリアン獲得に興味を示しているものの、あくまでもボルドーのMFヤシン・アドリ(21)など数選手の獲得を優先するものとみられる。
なお、アーセナルは高額年俸の負担を避けるため、ウィリアンとの契約解除を行う可能性があるという。移籍市場の期間が残り1週間を切る中、はたして同選手はヨーロッパで新天地を見つけることができるのだろうか。
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