U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に臨んだDF冨安健洋には、プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーやアーセナル、レスター・シティなど複数クラブが関心を寄せており、今夏移籍の可能性がささやかれている。その中、本人は古巣である明治安田生命J1リーグのアビスパ福岡のクラブ施設を訪問し、川森敬史代表取締役社長と対面した。
現在22歳の冨安健洋はアビスパ福岡で頭角を現すと、2018年にジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)にシント=トロイデンVV(STVV)へ完全移籍。そして2019年夏にはボローニャへ完全移籍により加入すると、昨季はセリエAで31試合に先発出場。本職であるセンターバックのほか右サイドバックでも起用される中、シニシャ・ミハイロビッチ監督からの信頼を得ている。そして東京五輪では、グループステージ第1節・南アフリカ戦前に足首を痛めたものの、3試合でフル出場を果たしていた。
冨安健洋は東京五輪での激闘を終えると、今月11日に川森敬史代表取締役社長をはじめアビスパ福岡のスタッフと面会を行っている。また、川森社長は自身のSNSアカウントに同選手とのツーショット写真を投稿。そして「冨安選手が会社を訪問してくれました!アビスパで引退したい…と嬉しい発言もあり、コロナ禍頑張らないと!」とコメントを残している。
自国開催のオリンピックという大舞台でのプレーをへて、さらに一回り成長した冨安健洋だが、多くのアビスパ福岡サポーターが同選手のさらなるステップアップを期待しているはずだ。
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