明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌でプレーした過去をもつタイ代表GKカウィン・タンマサッチャーナンは、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のOHルーヴェンに在籍している。しかし、同選手にはタイ復帰の可能性が浮上しているようだ。11日、タイメディア『SMM SPORT』が伝えている。
現在31歳のカウィンは、2008年から10シーズン以上にわたりタイ国内の強豪であるムアントン・ユナイテッドに在籍すると、2018年1月にOHルーヴェンへ完全移籍。しかし、負傷による長期離脱の影響もあり出場機会を失うと、2昨年2月にタイ代表MFチャナティップ・ソングラシンが在籍する北海道コンサドーレ札幌へレンタルにより加入。ただ、J1リーグで出場機会が訪れることはなくYBCルヴァンカップ2試合の出場に終わり、シーズン終了後に退団が正式決定していた。
カウィンは北海道コンサドーレ札幌退団後、古巣であるムアントン・ユナイテッドへの復帰を望んでいたものの、クラブ側が同選手獲得の可能性を否定。また、タイ1部のポートFCからオファーが届いていたが、選手サイドはこれを受け入れず、OHルーヴェンへ復帰。しかし、昨季はリーグ戦でわずか1試合の出場に終わっていた。そして今季もここまで消化した3試合すべてでメンバー外となっている。
その中、『SMM SPORT』の報道によると、ポートFCが引き続きカウィンの動向を注視している模様。具体的な動きについては現時点で報じられていないが、今冬につづきオファーを提示する可能性があるとのことだ。
日本やベルギーで出番に恵まれていないカウィンだが、ムアントンからのオファーが届かない中、どのような決断を下すのだろうか。
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