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チェルシー移籍濃厚報道のフランス代表DFの去就にセビージャSD「正式オファーは…」

ジュール・クンデ 写真提供: Gettyimages

 セビージャのスポーツディレクター(SD)を務めるモンチ氏が、フランス代表DFジュール・クンデの去就について言及した。スペイン『マルカ』が伝えた。

 2019年夏にボルドー(フランス)からセビージャに加入したクンデは、快足を生かした守備範囲の広さや対人の強さを武器に世界屈指のDFに成長。この活躍が認められると、今夏に開催されたユーロ2020ではフランス代表に初選出され、1試合に出場していた。

 そのクンデには個人合意報道が噴出したチェルシーやフランス代表DFラファエル・バランの後釜を探すレアル・マドリードなど複数クラブが関心。だが、モンチ氏はフランス代表DFに対する正式オファーが届いていないことを強調しつつも、今夏退団の可能性を否定しなかった。

 「ジュールは元気でリラックスしている。彼はチームに100%関わっているね。アストン・ビラ戦では計画通りプレーしていた。彼の周囲は騒がしいが、今のところ具体的なオファーは届いていない。正式なオファーはないね。彼について尋ねてきたクラブはたくさんあった」

「だが、何が起こるかわからない。現在の状況で重要なオファーが届けば、それを受け入れることになるだろう。再投資できないと思うオファーだったら受け付けない。ジュールはそれを理解していると思うよ」