バルセロナのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチには、ユベントスを含むセリエAの複数クラブから関心が寄せられているようだ。15日、スペイン紙『スポルト』が報じている。
バルセロナはピアニッチと年俸650万ユーロ(約8億5000万円)による契約を2024年6月まで残している。しかし、ロナルド・クーマン監督やクラブ首脳陣は同選手を2021/22シーズンの構想には含めておらず、先々週に契約解除を求めたという。また、バルセロナはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと5年契約締結で巨額の資金を要するため、ピアニッチの他にもブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョやフランス代表DFサミュエル・ユムティティ放出候補に含めている。
同選手の去就を巡っては、チェルシーやトッテナム・ホットスパーが動向を注視していると今月に入ってイギリスメディアが報道。くわえてユベントスやインテル、ローマがレンタルでの獲得に向かっている模様。しかし、セリエAの3クラブは650万ユーロにものぼる年俸額の負担が厳しいものとみられる一方、選手サイドは減俸での移籍を望んでないという。
なお、ピアニッチは昨夏に移籍金6000万ユーロ(約79億円)+ボーナス500万ユーロ(約6億5000万円)により、ブラジル代表MFアルトゥールと入れ替わる形でユベントスからバルセロナに完全移籍により加入。ユベントスではマッシミリアーノ・アッレグリやマウリツィオ・サッリから絶対的なレギュラーとして信頼を得ていたが、バルセロナでは公式戦13試合に先発出場にとどまっていた。
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