レアル・マドリードのMFトニ・クロースは、EURO2020終了後にドイツ代表を引退する可能性があるようだ。29日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
現在31歳のクロースは、2010年3月の国際親善試合・アルゼンチン戦でドイツ代表でのデビュー戦を飾ると、FIFAワールドカップ・南アフリカ大会のメンバーに選出。ヨアヒム・レーブ現監督から中盤の主力として信頼を寄せられる中、2014年に開催されたブラジルW杯では全試合に出場して優勝に大きく貢献。その後、同選手は2018年のロシアW杯の舞台にも立っていたが、ドイツ代表はグループステージで敗退している。
クロースはドイツ代表の一員としてEURO2020に臨んでおり、グループステージ3試合すべてでフル出場。そして29日に行われた決勝トーナメント1回戦・イングランド戦でも先発出場していたが、0-2と敗れて大会を後にしている。
その中、『ビルト』はこのイングランド戦がクロースにとって、ドイツ代表でのラストマッチになる可能性があると報道。同選手が今後、レアル・マドリードでのプレーに集中したい考えを持っていると主張している。
なお、クロースは今年2月のメディアインタビューで、38歳の時点では現役を退いているという見解を示している。現役引退までの今後数年間について熟考を重ねているものとみられる中、クロース本人はどのような決断を下すのだろうか。
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