パリ・サンジェルマン(PSG)は、ミランを今季限りで退団することが確実となっているイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマとの交渉が最終段階を迎えているようだ。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ドンナルンマの去就を巡っては、代理人を務めるミノ・ライオラ氏がバルセロナに対して同選手獲得を提案したほか、ユベントスには年俸600万ユーロ(約8億円)という条件でも加入する姿勢を示していた。さらに先週にはジョゼ・モウリーニョ氏を招へいしたローマも獲得に動く可能性が伝えられていた。
しかし、PSGがライオラ氏との交渉を進めると、年俸1200万ユーロ(約16億円)+ボーナス1000万ユーロ(約13億3000万円)の5年契約でサインする見込みが立った模様。交渉は順調に進んでおり、両者は近日中にも合意に達するものとみられる。
なお、ドンナルンマは下部組織在籍時からミラン一筋のキャリアを歩み、直近数シーズンにわたって正守護神としてクラブを支えると、今季はセリエAでの上位躍進、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献。しかし、ドンナルンマとミランの契約期間が今年6月までとなる中、両者は交渉を重ねてきたものの、ライオラ氏が年俸1000万ユーロ(約13億3000万円)を要求したこともあり、交渉は決裂。
また、ミランは今シーズン終了直後にリーグアン優勝クラブのLOSCリールからフランス代表GKマイク・メニャンの獲得を公式発表。くわえてミランのテクニカルディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏はドンナルンマの今夏退団を明言していた。
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