ユベントスの八百長疑惑にも前線で
“勝てないイタリアのチームがいつも作る「アリバイ」はなんだと思いますか?「ユーベはズルしている」と口にすること!例えるなら、我々は大きな別荘の執事だ。どんなミステリー小説でも犯人だと疑われる存在です”
ジャンルイジ・ブッフォン(2006)
長い間、周囲から八百長を疑われてきたユベントス。ブッフォンは愛するビアンコネーリを強く信頼し、どんな時でも矢面に立ってクラブを擁護する発言をしてきた。
このブッフォンの情熱的なコメントが最も話題となったのは、2006/07シーズン開幕前、警察の取り調べを受けたユベントスがセリエBに降格した時である。裁判での判決に対し反対する発言をしていたことから、ブッフォン自身も多く取調べを受けていたようだ。
ユベントスでのCL優勝を夢みていた
“Wikipediaで「ブッフォンはユベントスの選手としてチャンピオンズリーグ優勝を果たした」という記述を読めたらいいなと思っています”
ジャンルイジ・ブッフォン
ブッフォンに悔いがあるとしたら、3度もチャンピオンズリーグ(CL)の決勝に進出しながら(2002/03、2014/15、2016/17)、ついに大好きなビアンコネーリでは優勝を果たせなかったことだろう。
イタリア代表GKとして2006年ワールドカップ優勝にも貢献したブッフォンだが、国際タイトルの数は非常に少ない。欧州大会の優勝は1度だけだ。1998/99シーズン「奇跡のパルマ」のメインGKとして、ヨーロッパリーグ(EL・当時UEFAカップ)優勝を果たした時である。
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