
4月19日、成績不振を理由にトッテナム・ホットスパーの指揮官を解任されたジョゼ・モウリーニョ氏。
2020/21シーズン序盤こそ好調をキープしていたが、リードした状況から追加点が奪えず挙句の果てに追いつかれるという試合を何度も繰り返し、チャンピオンズリーグ出場ライン(4位)から遠のく失速の末の判断となった。解任前には選手との確執やメディアへの悪い目立ち方など、いい印象を受けることはあまりなかったように考える。
今シーズン終了までは、ライアン・メイソン氏が暫定監督としてトッテナムを指揮することになったわけだが、来シーズン以降のスパーズ(トッテナム愛称)を率いる人材についても現在様々な噂話が飛び交っている。現時点において来シーズン新たな指揮官になる可能性がある5人の候補をご紹介したい。

ユリアン・ナーゲルスマン
スパーズ指揮官にリストアップされた候補として、注目されたのが現在ライプツィヒを率いるユリアン・ナーゲルスマン氏だ。ナーゲルスマンは今世界で魅力的な選択肢の1人である。トッテナムにおける理想的な監督は「革新的かつ攻撃志向でポゼッションを好む人物」だろう。ナーゲルスマン氏はスパーズのサッカーに相応しい人物と言っても過言ではない。
そんな有力候補だったナーゲルスマン氏だが、来シーズンからバイエルン・ミュンヘンの監督になることを決断した。昨シーズンに7年ぶりとなるチャンピオンズリーグ制覇に導いたハンス=ディーター・フリック氏の後を引き継ぐこと格好だ。これによりトッテナムのナーゲルスマン氏招聘の夢は頓挫することになった。

ブレンダン・ロジャーズ
リストアップされた候補の中には、レスター・シティの監督であるブレンダン・ロジャーズ氏も名前が上げられている。レスター・シティ就任後、クラブの実力をより強固なものにし、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場へ1歩ずつ前進するクラブの監督に白羽の矢が立った。
しかしナーゲルスマン氏同様、ロジャーズ氏もトッテナムには興味はないようだ。英メディア『SkySports』がこの事実を報じている。モウリーニョ氏の後任になることよりもフォクシーズ(レスターの愛称)のプレゼンスを上げることが魅力だったに違いない。正直なところ賢明な判断を下したと考える。

グレアム・ポッター
現在ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンを率いるグレアム・ポッター氏もトッテナム指揮官の有力候補である。彼の持ち味であるポゼッションを重視した戦術はトッテナムに適しているという算段だ。しかし、ポッター氏が繰り出す戦術には賛否の声が入り混じっていることは事実だ。魅力的なサッカーを目指す一方で結果につながらないことも少なくない。
リーグ中位から上位進出を狙うミッションならばポッター氏も魅力的だが、チャンピオンズリーグ出場できて当たり前というトッテナムの「あるべき姿」を取り戻す上で、ポッター氏の招聘はリスクが伴うことを忘れてはならない。
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