ミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマは今季終了後に契約満了により退団する可能性がさらに高まっているようだ。23日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が伝えている。
ドンナルンマはミランのトップチーム昇格以降、一時期は不調に陥っていた。しかし、今季ここまで公式戦39試合でフル出場を果たしており、うち10試合でクリーンシートを達成するなど正守護神としてクラブの躍進に大きく貢献している。一方、ドンナルンマはミランとの現行契約が今年6月に満了を迎えるものの、現時点で新契約締結の合意に達していない。また、同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏が年俸の引き上げ、契約期間の短縮、契約解除条項の設定など様々な要求を突き付けていると伝えられている。
また、ミランは先月末に年俸700万ユーロ(約9億円)+ボーナス100万ユーロ(約1億3000万円)による新契約のオファーを再度提示したものの、却下された模様。これにより、クラブ首脳陣はリールに所属するフランス人GKマイク・メニャンの獲得にむけて選手サイドとの交渉を開始したようだ。
なお、メニャンとリールとの契約期間は2022年6月までとなっているが、同選手が契約延長に応じない姿勢を見せている。ミラン一筋のキャリアを歩んできたドンナルンマではあるが、クラブ首脳陣は同選手の慰留を諦めたかもしれない。
コメントランキング