バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFヨシュア・キミッヒは現在クラブを率いているハンス=ディーター・フリックがヨアヒム・レーブ監督の後任として代表指揮官に就任することを期待しているようだ。20日、ドイツ紙『ビルド』が伝えている。
フリック氏は昨季途中からバイエルンで指揮を執ると、ブンデスリーガ、DFBポカール(ドイツ国内カップ戦)、UEFAチャンピオンズリーグの3冠を達成。また、今季はUEFAチャンピオンズリーグではベスト8での敗退となったが、リーグ戦では29試合を終えて勝ち点68を獲得。2位のRBライプツィヒとは7ポイント差をつけている。
しかし、同監督はかねてからハサン・サリハミジッチSD(スポーツディレクター)との良好な関係にはないと伝えられると、17日に行われたブンデスリーガ第29節・ボルフスブルク戦後のメディアインタビューにおいて、今季限りで退団する意思を明かしていた。
一方、ドイツサッカー連盟(DFB)は先月下旬にヨアヒム・レーブ監督が今夏に開催予定のEURO2020終了後に退任することを公式発表しているが、ドイツ国内メディアはレーブ監督の後任候補にフリックの名前をあげている。
その中、キミッヒは20日に行われたブンデスリーガ第30節・バイヤー・レバークーゼン戦後のメディアインタビューにおいてフリック監督の去就に関する質問を受けると「もし彼がバイエルンを離れるならば、この夏にドイツ代表の監督になることを僕は願っているよ」とコメントを残した。
コメントランキング